クアルト

2019-02-19
クアルト

1つのゲームに絞ってゲームはかせの愛(eye)を乗せて紹介するコーナー、今日は2人専用ゲーム「クアルト」です。

将棋やオセロ、囲碁やチェスなどのように、テーブルをはさんで対峙し、勝敗がつくゲームです。チェスのような見た目の美しさというか格調高さがあって好きです。インテリアとしてもよいのではないかと思います。

中には16個のコマと4×4の盤が入っています。

縦・横・斜めのいずれかに並べれば勝ちというゲームで、勝ち方には4種類(8つ)のパターンがあります。

◆同じ色(有色もしくは無色)

◆同じ高さ(高いもしくは低い)

◆同じ形(角柱もしくは円柱)

◆同じ頭(穴空きもしくは穴なし)

あともうひとつつけ加えると、このゲームは自分が置くコマを自分で選ぶことができません。相手に「これを置いて」と手渡すことになっています。

さて、先日のゲーム会でこのような形になったのですが、右手前のコマを渡されてゲームはかせは負けになってしまいました。これを渡してきた人の考えが分かりますか。ゲームはかせはこれが分かった瞬間あまりの先読みに背筋が凍りました。

なぜゲームはかせが負けなのか、順を追って説明していきます。

写真に赤で①②③④と番号を振りました。結論から言うと、①②③④どこに置いてもゲームはかせはこの勝負に勝つことができません。

まず①に置いたときのことを考えてみましょう。

①に置いてもゲームはかせは勝ちパターンのいずれかをそろえることができません。

そして次にゲームはかせが残りのどのコマを渡しても④に置かれると同じ高さで4つ並んでしまいます。

次に②に置いたと仮定してみます。①のときと同じく、ゲームはかせは4つ並べることができていません。

そして次にゲームはかせが残りのどのコマを渡しても④に置かれると同じ高さで4つ並んでしまいます。

次に③に置いたときのことを考えてみます。

そろそろお気づきの方もおいでるかもしれませんが、④に置かれて負けなのです。

つまりゲームはかせは④に置くしかないのですが・・・

今度は③に何を置かれても負けになってしまうのです。これを考えた対戦相手は本当にすごいです。勝負のあと、感想戦でここまでの話をしました。

***

ゲームを楽しむのに、ここまで考える必要はありません。しかし、ここまで考えると、ゲームは一層深くなります。他の人よりも一層だけでも深く考えると、他の人と同じものを見てもより深く味わえて、ゲームはかせはそういう世界が大好きなので、賛同してくださる保護者の方やタカラバコキッズと会えるのがとても嬉しいです。

***

次は3月9日(土)第2土曜日に大徳公民館で定例会をします。浅いゲームが好きな人も、深いゲームが好きな人も、たくさんのお友達の参加をお待ちしています。

*****

◆次回以降のタカラバコ◆

◆3月2日(土)市内児童館出張タカラバコ6年生を送る会
◆3月9日(土)大徳公民館9:30〜11:00(受付開始9:00)
◆3月16日(土)米丸公民館9:30〜11:00(受付開始9:00)
◆3月16日(土)金沢市内施設出張定期タカラバコ
◆4月6日(土)西南部公民館9:30〜11:00(受付開始9:00)

出張タカラバコやゲームレンタルについて、気軽にお問い合わせください。2020教育改革のキーワードである「アクティブラーニング」の究極の姿がここにあります。

【ダウンロードして使ってください】

タカラバコの企画書PDF

■小学校・中学校・高校のPTA役員様
■子ども会役員様
■公民館・地域行事実行委員様
■サッカー・野球・バスケットなどスポーツチーム役員様
■そろばん・習字・ピアノ教室様
■敬老会お世話係様
■その他タカラバコに興味を持ってくださった方々

お名前 (必須)
メールアドレス (必須)
題名 (必須)
メッセージ本文
画像認証
captcha



↑画像に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
大文字・小文字も区別して入力してください。