親子関係に悩んでいるあなたへ

2017-01-30

親子関係に悩んでいるお父さん・お母さんへ。ちょっと長いですが、私の大好きな日本昔話のストーリーを1つ紹介します。すでにご存じの方は、読み飛ばしてその次に行ってください。

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【仲なおりした姑と嫁】

昔ある所に、大変に仲の悪い嫁と姑(しゅうとめ)がいました。姑は事あるごとに嫁をいびってばかりで、嫁はというと姑の言う事を素直に聞く事はありませんでした。

そんなある時、姑がちょっとした風邪がもとで寝込んでしまいました。嫁はこれ幸いにと、かかりつけの医者に毒を盛ってもらうようにお願いしました。医者は驚きながらも、嫁の話を聞いて可哀そうに思い、言われるがまま毒薬を作って嫁に渡しました。

医者は「この薬はすぐには効かないので、姑さんのご機嫌をとりながら、根気強く飲ませ続けるように」と念を押しました。毒を作ってもらった嫁は大喜びで家に帰り、さっそく煎じて「これは良薬だから」と、姑を騙して飲ませました。

それからの嫁は、毎日々、薬を飲む事を渋る姑をやさしく励ましながら飲ませ続けました。するとある日、姑は涙を流して「こんなに優しくしてもらって私は嬉しいよ」と、今までの意地悪を嫁に謝りました。

この姑の言葉を聞いた嫁は心苦しくなり、自分がとんでもない事をしている事に気がつきました。嫁は大急ぎで医者の所へかけ込み、毒消しの薬を作ってもらうように必死で訴えました。しかし医者は「あの毒には毒消しは効かない」と説明しました。

嫁は取り返しがつかない事をしてしまったと、後悔して泣き始めました。その様子を見た医者は「実はあれは元々毒ではない、良薬だったんだよ」と、ネタばらしをしました。やがて医者の言う通り、姑の病は全快し、二人は世間がうらやむほどの仲の良い嫁と姑になりました。

引用先サイト【まんが日本昔話】

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結論から言うと、私は世界のボードゲーム・カードゲームがこの「薬」になると考えています。上のストーリーでは「毒→薬」というサプライズがありますが、アナログゲームは紛れもなく薬です。

今まで毎日毎日の(悪い方の)積み重ねでこじれてしまった親子関係が、どんな方法であれ1日で完全に良くなるという方法はありません。ですから、騙されたと思って私の言う通りの3つのものを用意して、最低3か月間子どもと世界のボードゲーム・カードゲームで遊んでみてください。

1つ目はお金です。世界のボードゲーム・カードゲームをたくさん買うと高くつきます。私はタカラバコを立ち上げてからの4年間で新車の軽自動車2台分くらい使いました。ですから、タカラバコのレンタル部門で貸し出します。1番安いプランの3,240円/月を用意してください。

2つ目は時間です。最低週2回、それぞれ1時間ずつは確保してください。もちろん時間は長ければ長いほどいいですが、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」ということわざもありますし、まずはここから始めてください。「時間がない」という方はこの本を読んで、時間の作り方を学ぶところから始めてください。

3つ目は心の余裕です。せっかくの良い薬(ボードゲーム)でも、子どもの一挙手一投足にイライラして心無い言葉を投げつけてしまっては逆効果です。子どもの良いところを見つけて、『すごいねー!』『うまいね!』『なるほどねー!』と、認めてあげてください。

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