アナログゲームの世界には「リメイク」というのがあります。同じシステムのゲームを、テーマやルールの詳細を変えて商品化するのです。今日はそんなリメイクの例を1つ紹介します。
バイバイレミング
バイバイレミングです。3~6人用・5~15分・8歳~という、タカラバコのニーズにバッチリ合ったゲームです。これだけでもかなり嬉しくて、タカラバコでは4セットも所有しているのですが、実はこのゲーム、倍数・約数の考え方を使っているのです。これは小学生の算数にピッタリです。
ゲームのシステムとしては、最初10枚のカード(レミング)が配られて、それを全て出し切ったら勝ちというものです。その出す場所が限られていて、1番最初に出した人の場所(3~10のどれかの倍数)に重ねていくことしかできません。自分の出したい場所があるなら、今のゲームを切り(自分で終わらせ)カードを流して自分がスタートプレイヤーにならなければなりません。
ストーリーは以下の通りです。
この土地はレミングたちが生きていくには快適すぎました。
美味しいごはんをたくさん食べたのでレミングたちは少し増えすぎてしまったのです。
この土地にはもうごはんがありません。
レミングたちは住みにくくなったこの土地を離れ、新しい土地を探す旅に出ることにしました。
こうしてレミングを重ねて全て新しい土地に移せたら勝利です。
フロッサムファイト
このフロッサムファイトはバイバイレミングの海外版として制作されたものです。ルールやアートワークが異なることから日本国内でも販売されるようになりました。
2~6人用・30分・8歳~ということで、リメイクでありながらバイバイレミングとは少し異なるゲームです。ただし、倍数・約数の考え方を使っていることは同じです。
ゲームのシステムとしては、最初10枚のカード(宝物)が配られて、それを全て出し切ったら勝ちというものです。置ける場所は1か所ではなく、人数分あります。
ストーリーは以下の通りです。
世界中を航海してたくさんの財宝を手に入れた探検家たち。しかしその帰路で大嵐に遭遇!貴重な財宝をたんまりと乗せた船が今まさに沈みはじめています!探検家たちは、自分の努力の結晶を沈ませてはなるものかと、脱出ボートに財宝を大急ぎで運び始めました。
1個でも多く自分の宝を積み込みたいのに、他の人も我先と重い財宝を積み込んできます。どのボートにどの宝を積み込むか、順番をよく考えなければなりません。
積み込みやすさの違うさまざまなカードをうまく見きわめながら、相手を出し抜きつつ自分の財宝をすべて積み込むことができるか。
どちらも面白いゲームです。ゲームはかせの感想としては、子ども用のバイバイレミングと大人用のフロッサムファイトかなというところです。
たくさんのボードゲームを遊んだら、このようなリメイクをあえて両方ともプレイして比較してみるのもオツなものと言えるのかもしれません。
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◆次回以降のタカラバコ◆
◆10月2日(火)金沢市内小学校出張タカラバコ
◆10月6日(土)西南部公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆10月13日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆10月20日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆10月28日(日)公民館文化祭出張タカラバコ
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