ゲームはかせはこの夏休みに「ボードゲーム制作講座」を3回しています。小学生・中学生の夏休みの宿題・夏休みの工作として、ボードゲームを作ってもらおうという講座です。

みんな楽しそうにやってくれています。

この講座をすればするほど強く実感するのが、「ボードゲーム作りの難しさ」「ボードゲーム作りの奥深さ」「ボードゲーム作家の偉大さ」です。

例えばこのウミガメの島。

・サイコロ3つ

・カメ形のコマ7つ（1人1つで7人までできるので）

・1～21までのマスがあるボード1枚

・タマゴの数（ポイント）が書いてあるカード数枚

という、いわゆる普通のすごろくなのに、やるととんでもなく盛り上がるのです。

理由はサイコロのルールにあります。

・サイコロは3つあるけれど、振るのは1つずつ。

・次のサイコロを振るか振らないかは自分で決める。

・2個振ったら出た目の合計×2、3個振ったら出た目の合計×3になる。

・ただし、8以上になったらドボン。振り出しに戻る。

このルールを知ってからボードのマス目を見ると、「21」という数字の意味が分かるでしょう。このゲームの最高形である、「3つのサイコロを振って合計が7になった」場合、グルッと1周してポイントをゲットできるのです。

言われてみれば、なあるほど。しかし、これを考えつくのは本当に素晴らしいというか、ゲームはかせ的には「恐ろしい」と言いたいくらいです。何を食べてどんな生活を送ったらそんなことが思いつくんだろう。

ゲームはかせにもこんな素晴らしいアイディアが下りてくるよう、毎日楽しくゲームをしたいと、改めて思ったゲームでした。

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